グラスホパーのコンセプト

『優れたテニス選手になるには、単にテニスの技術や体力の向上だけではなく、 日常の生活や行動の質によって大きく差が現れてくるものである。』

この考えに立ち、「テニスと生活」というテーマのもとに小学生までに身につけていてほしい人間力の育成を目 指し、1週間をかけてオンコート・オフコートを含めて選手たちのレベルアップに取り組んでいくキャンプとしてい きたいと思っております。

テニスの大会遠征

テニスの大会は1日で終わるものもありますが、勝ち進んだり、大会の規模が大きくなれば数日〜1週間かかるものもあります(一般のグランドスラム大会は2週間!)。

そうなると単に試合をするだけでなく、大会期間中は生活をしなくてはいけません。試合の合間に食事、洗濯、睡眠・・・。これに練習やトレーニングやリカバリーなど時間のコントロールをしないと無駄な時間を過ごしてしまいます。

テニスは個人のスポーツですから、仲間と日程が一緒とは限りません。選手一人一人がスケジュールを考えて生活する必要があります。

グラスホパーで体験できること

グラスホパーではテニスの練習と生活を1週間体験することで、将来大会遠征に行く時の予行演習ができます。全国から集まった選手たちと団体生活を行うなかで、充分な睡眠時間を確保しながら決められた時間に起き、栄養を考えながら食事をとり、あいさつをしあったり、忘れ物がないかチェックしたり、新しい友達を作ったり、テニスや講義の時間は集中して行動し、空いた時間を見つけて洗濯を行ったりと充実した日々を過ごします。

そして、なんと言っても天然芝での練習!!

日本で随一の天然芝のコート、グラスコート佐賀テニスクラブを利用して行います。テニスの原点は天然芝です。天然芝の難しさ・楽しさを体験することでテニスの技術や戦術、心構えを学びます。

勉強するのは子ども達だけではありません!

各9地域代表のコーチ達や研修コーチも1週間の選手達の成長を通じて学習していきます。さらに期間中に指導者講習会も開催されています。このように選手だけでなく指導者も勉強・成長していく場であると考えています。

さらに!

せっかく佐賀の地に来たのだから、佐賀を知ってもらいたい。

佐賀は歴史の街です。明治時代より現在の礎を作ったと言っても過言ではない様々な歴史が詰まっています。また佐賀バルーンフェスタに代表される、熱気球のメッカとしても有名です。グラスホパーは単にテニスの合宿だけではなく、その土地の文化にも触れることが重要だと考えています。

このキャンプのキーポイント

心・技・体+知

 テニスプレーヤー・アスリートとしての知識と技術と心構えを学びます。

自立、自律

 集団生活を通して身の回りのことは、自分で出来るようになりましょう。

食育

 正しい食事の習慣を学びます。

遊ぶ、考える

 豊かな発想を育みます。

礼儀、感謝

 日頃、当たり前のようにしていることは、誰かのおかげでできています!